Q:夏のマルシェでお菓子を販売する際の注意点
①【高温対策】~品質と見た目を守る~
溶けやすい材料(チョコレート・バタークリーム)は避ける
⇒代わりに焼き菓子や寒天系、パウンドケーキなど常温安定型を選びましょう。商品を直射日光に当てない工夫
⇒テントやパラソルを設置し、商品の上に日よけをかける。保冷が必要なものはクーラーボックスを活用
⇒冷却効果が高い保冷剤を複数使い、温度管理を徹底。
②【衛生管理】~安心・安全を第一に~
夏は食中毒リスクが高まる時期!
⇒前日~当日の温度管理、手袋・マスクの着用、アルコール消毒を徹底。試食提供は慎重に
⇒個別容器に小分けするか、スタッフが手渡し。露出した皿盛りは避ける。食品表示は明確に
⇒「原材料名」「賞味期限」「保存方法」「製造者名」はラベルに必須。夏は「要冷蔵」「直射日光を避けて」などの記載が信頼を生みます。
③【湿気対策】~食感を保つために~
クッキー・焼き菓子は湿気を吸いやすい
⇒乾燥剤入りの密閉包装にし、なるべく開封せず陳列。包装時のタイミングも大事
⇒焼き上げて冷めたらすぐに密封。梅雨~夏は特にスピードが命です。
④【売り方・演出の工夫】~暑くても“買いたくなる”には~
「涼しげな印象」のディスプレイが効果的
⇒透明パッケージ、ブルー系クロス、ガラス容器などで清涼感を演出。水分補給系のサービスと一緒に
⇒焼き菓子と「冷たいお茶付きセット」「塩レモンのキャンディ付き」など、夏らしいペア販売が◎。POPや声かけで“食べ方の提案”を
⇒「冷蔵庫で冷やしてから食べると美味しい」「凍らせてアイス感覚で♪」など、夏ならではの楽しみ方を伝えると印象に残ります。
⑤【天候・設備への備え】
急な雷雨・強風に備えた準備を
⇒商品が濡れないようビニールカバーやテーブルクロスを用意。風対策の重しも必須です。熱中症対策も忘れずに
⇒販売者自身も、こまめな水分補給と休憩、涼しい服装を心がけましょう。
サロンドキッチンは、栃木県さくら市喜連川に位置するレンタルキッチン・シェアキッチンで、瓶詰・菓子製造・レストランの営業許可を取得しています。お菓子作りに興味のある方、お問合せください。