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7月のマルシェで売れる!“夏に強いお菓子”販売のポイント

夏本番となる7月は、地域のマルシェやイベントも活発になる季節。青空の下、たくさんの人が行き交うマルシェは、自慢のお菓子を多くの方に届ける絶好のチャンスです。

しかし、気温や湿度が高くなるこの時期は、お菓子の保存や見せ方、選び方に工夫が必要です。ここでは、7月のマルシェで“選ばれるお菓子”を作るためのポイントをご紹介します。


◆ 夏でも売れるお菓子の選び方

1. 常温でも型崩れしにくいものを選ぶ
真夏の気温では、チョコレートやクリーム系のスイーツは溶けやすく、見た目が崩れてしまうことも。
焼き菓子(フィナンシェ、クッキー、マドレーヌなど)や、寒天・ゼリーを使った和スイーツなどは常温でも安定して販売できます。

2. 見た目に“涼しさ”を演出
夏らしい色合い(ブルー系、透明感のある仕上がり、フルーツの彩り)を意識したパッケージや装飾は、お客様の足を止める大きな要素になります。見た目の清涼感は、味以上に「買いたくなる」きっかけに。

3. 日持ちと持ち運びやすさを重視
購入後すぐに食べられるものより、持ち帰って楽しめる日持ちのする商品が好まれる傾向があります。真夏は保冷手段が限られるため、「常温で1日以上OK」という表記があると安心感があり、売れ行きが伸びやすいです。


◆ お客様に“選ばれる”ための販売ポイント

1. 試食の提供は清潔に・衛生的に
夏場の試食は衛生面に配慮が必要。個包装のミニサイズや、スタッフが手渡しする形で安心感を与えましょう。「一口で味がわかるおいしさ」を目指すことも大切です。

2. 「夏限定」「マルシェ限定」の言葉を活用
限定感のあるネーミングやポップは、立ち止まってもらうきっかけになります。例えば、「夏だけの冷やし抹茶フィナンシェ」「このマルシェ限定の爽やかレモンケーキ」など、特別感を演出しましょう。

3. ギフトニーズも忘れずに
手土産や帰省の贈り物として買っていく人も多い7月。まとめ買いしやすいセット販売や、簡単にラッピングされた商品も人気です。ディスプレイにリボンや短冊を添えると、季節感もぐっとアップ。


夏の太陽の下でも光る、“お菓子の魅せ方”がカギ

7月のマルシェでは、商品の質だけでなく**「気温に負けない工夫」や「季節を感じさせる演出」**が、売上を大きく左右します。見た目、味、包装、そしてお客様との会話まで、すべてがひとつのストーリーとなって、心に残るお菓子になります。


レンタルキッチンでしっかり仕込み、マルシェではお客様の笑顔に出会う――
そんな夏の一日を、あなたのお菓子が彩りますように。

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